人事労務 メンタルヘルス問題に取り組む企業に役立つ法律知識を弁護士が解説 1. 増加するメンタルヘルス問題~企業がメンタルヘルスケアに取り組むべき背景~ 著名な芸能人の精神疾患に関する話が、定期的にニュースになります。 私も、あれだけ活躍されていた方が、と衝撃を受ける機会がありました。 メンタルヘルスは、仕事で活躍している人も、仕事が不調になっている人にも、無縁ではいられない問題と感じられます。 実際、メンタルヘルスの問題は、年々増加傾向にあります。 特に... 弁護士杉山 大介ベリーベスト法律事務所 2021年11月1日
人事労務 起業家になろう~はじめての雇用における労働法上のポイント~ 「ミドリムシでロケットを飛ばす」 私が昔、東京大学でミドリムシのクッキーを購入したころには、もうユーグレナ社が述べていたと記憶しています。今年、2021年、ミドリムシ燃料でジェット機が飛びました。後10年もすれば、当初の計画通り、本当にロケットも飛ばしていそうです。 ユーグレナ社には、革新的な技術がありました。しかし、起業は決して特別な技術を持った人だけのものではありません。大金を持っ... 弁護士杉山 大介ベリーベスト法律事務所 2021年9月28日
人事労務 企業が外国人を雇用する上での法的留意点 1.今後減少していく労働力人口~外国人材活用の必要性~ 労働力の確保に関する話題は、毎年ニュースになっています。 定年の引き上げによる高齢者の雇用維持や、女性の社会進出の促進も、国家による労働政策という観点で言えば、労働力の確保が目的です。 そして、そのような政策の結果として、少なくとも2020年代前半までは、労働力人口の増加が続くとも予測されていました。 しかし、直近の総務省による労働力... 弁護士杉山 大介ベリーベスト法律事務所 2021年9月15日
改正民法 賃貸借契約書の条項の意味は?弁護士が分かりやすく解説 1.賃貸借契約の概要と改正点 (1)適用される法令 ①民法 ア 賃貸借契約は、私たちにとって身近な契約です。部屋を借りる、土地を借りて家を建てる、車を借りて行楽するなど、私たちの生活にとっては欠かせません。 賃貸借契約は、私たち市民の法律関係を規律する民法の中に規定されています。民法の条項は賃貸借契約の一般的な効力や決まりを定めています。 イ 民法(以下、改正後民法を「改正後... 弁護士石川 賢樹ベリーベスト法律事務所 2021年8月2日
改正民法 会社法改正―【社外取締役活用等に向けた規律の見直し】 1.はじめに 2019年(令和元年)12月11日、改正会社法(以下「改正法」といいます。)が公布されました。 また、改正法は、株主総会資料の電子提供制度に関するものを除き、2021年(令和3年)3月1日に施行されました。 なお、今回の会社法改正では、複数の改正点の中でも、コーポレート・ガバナンスの観点からは、取締役に関するルールの見直しがなされたことが、最も重要な改正内容といえます。... 弁護士鷲塚 建弥ベリーベスト法律事務所 2021年7月16日
改正民法 システム開発契約とは|システム開発契約の基本と契約書作成上のポイ... 1.はじめに 現在、業務そのものに変革をもたらすとともに、現代のビジネス環境をとりまく激しい変化に対応し、自社の競争力を高めるデジタル技術の活用、いわゆる「デジタルトランスフォーメーション」(DX)が注目を集めています。 そこで、今回はDXの根幹を成すといっても過言ではないシステム開発の基本とシステム開発契約書作成上のポイントについてご紹介します。 2.システム開発契約とは (1)... 弁護士大黒 凌ベリーベスト法律事務所 2021年6月22日
各種契約 投資契約の概要とその必要性~初めての投資契約締結をご検討されてい... 1.はじめに スタートアップ企業が第三者から投資を受ける場合には、知人や個人投資家から投資を受ける場合のほか、ベンチャーキャピタル[1](以下「VC」)から投資を受ける場合もあるかと思われます。 知人から投資を受ける場合であれば、従前からの人間関係ゆえ、投資契約を締結しないこともあるかと思います。 しかし、VCからの投資を受ける場合には、投資契約の締結を求められることとなります。 多忙... ベリーベスト 法律事務所弁護士編集部 2021年4月30日
改正民法 企業間取引で気を付けるべき保証(民法)の改正ポイントを弁護士が解... 1.はじめに 2020年4月1日に改正民法が施行されました。 今回の改正は、明治29年の民法制定以来の大幅な改正です。 本記事では、今回なされた改正の中でも、企業間取引において、考慮が必要となる場面が多い保証契約について、保証と連帯保証の違いを含め、保証締結時や締結後に特に注意すべき改正のポイントをまとめています。 ご覧いただいた方の一助となれば幸いです。 なお今回の改正において... 弁護士倉内 怜ベリーベスト法律事務所 2021年4月10日
各種契約 建築請負契約作成のポイントについて解説 ~ 民法改正を踏まえて 1.はじめに 皆様もご存知の通り、改正民法が2020年4月1日に施行されました。 本稿では、建築請負契約書に関連する民法改正の内容を中心に解説します。 2.建築請負契約書の必要性 改正民法において、契約の方式は自由とされています(改正民法522条2項)。 しかし、建設業法上、建設工事請負契約については、署名又は記名押印され、一定の事項が記載された契約書を作成することが必要とされています(... ベリーベスト 法律事務所弁護士編集部 2021年3月11日
人事労務 裁判例からみる残業代の支払義務のない管理職の判断要素 1.はじめに 多くの企業では、一定以上の役職のある労働者を「管理職」と扱い、管理職手当、役職手当等の手当を支払う一方で、残業代を支払わないという扱いをしていると思われます。 しかしながら、企業が管理職と扱っていても、法律上、残業代の支払い義務を負う可能性があり、裁判所や労働基準監督署によってそのように判断された場合には、企業は思いもよらない支出を余儀なくされることになります。 今回は、労... 弁護士池内 満ベリーベスト法律事務所 2021年2月26日
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