M&A 法務DD(デューデリジェンス)-最低限抑えるべきポイントについて 1. はじめに 企業は、規模が大きくなってくると、M&Aを行い、既存ビジネスに関するシナジーの追及や新たなビジネスの展開などを求めていくことがあるでしょう。 もっとも、財務諸表などを見るだけではリスクの内容を分析することはできないでしょう。 DDをすることによって、どういったリスクがあるのか調査をしていくことが大切となります。 しかし、法務DDだけでも法律事務所に依頼をすれば、10... 弁護士中井 和也ベリーベスト法律事務所 2020年6月30日
各種契約 契約書作成の基礎(4)債権回収、知的財産権について 1. はじめに 今回は、債権回収および知的財産の2点に関連する条項を中心に説明してまいります。 企業は、売掛金があっても安心せず、債権回収のために、最善を尽くさなければ、資金繰りに問題が生じ、経営破綻しかねません。 また、知的財産は、他社が保有する特許権を侵害するケースなどの場合、巨額の損害賠償義務を負うこともある重要なテーマです。 以下、具体的に説明してまいります。 2. 債権回収 ... 弁護士中井 和也ベリーベスト法律事務所 2020年6月25日
各種契約 契約書作成の基礎 (3)目的物の滅失、品質について 1. はじめに 今回は、① 目的物が滅失した場合の責任(危険負担)、および、② 目的物の品質に関連する条項(品質保証)の2つの事項につき注意点を説明していきたいと思います。 災害等が多い昨今においては、滅失した場合の責任は重要性のが高いテーマになっていますし、また、メーカーに対する品質保証責任の要求は年々厳しくなってきていますので、契約書の条項に不備がないか確認が必要です。 2. 危険負担 ... 弁護士中井 和也ベリーベスト法律事務所 2020年6月12日
各種契約 契約書作成の基礎 (1)履行方法、受入検査等 1. はじめに 契約書は、取引に関するルールを明確化し、紛争が発生することを防止するために作成するものです。 つまり、契約書とは、ビジネス条件を定めるリスクマネジメントの文書です。 法務部や、営業(売主)、資材・購買(買主)だけに交渉やチェックを任せるべきではありません。 契約書の内容は、個々のビジネスに応じて、リスク、取引のルールを検討の上、作成されなければなりません。 そのため、... 弁護士中井 和也ベリーベスト法律事務所 2020年5月25日
各種契約 契約書作成の基礎 (2)債務不履行に伴う責任とは 1. はじめに 今回は、債務不履行に伴って生じる解除、損害賠償の条項を中心に説明をしていきたいと思います。 特に、2020年4月1日から施行されました改正民法により影響が生じやすそうな内容を中心に説明いたします。 2. 解除 (1)民法改正により検討すべき事項 民法改正により、解除の要件は大幅に変更されています。 解除制度は契約関係から債権者を離脱させるための制度に位置付けが変更さ... 弁護士中井 和也ベリーベスト法律事務所 2020年5月25日
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